ほんのりへそ曲がり

「アイドルは楽曲だ」という信条のもと、楽曲を中心にV6と関ジャニ∞を語る

坂本さんの膝が気になる。 ジャニーズカウントダウン2019~2020年・V6編

年末にトニセンディナーショーに行きました(12/23昼の部)が、MCではける時に坂本さんが手術した左膝を少し引きずっていたのが、すごく気になっていたんです。

当日の夜の部に参加した知人に、坂本さん本人がMCで「膝はまだ完全ではないんですが、来年は25周年なので完璧にしたい」と言っていた、と聞いて、「ええっ」となりました。

 

完璧じゃないのにツアー(ディナーショーだけど)回ってるの!?年末の音楽番組にもがんがん出てるの!?さらにカウコンにも出るの!?

 

手術の時期を決めたのは本人だから、ちゃんとスケジュールを逆算して受けてるんだろうけど、と思いつつ、心配で心配で。

 

 

年末の音楽番組はほぼ『ある日願いがかなったんだ』を披露してたけど、V6のダンスはステップが中心なので、『ある日~』みたいなやわらかめのダンスでも膝に結構な負担がかかるはず。

 

それなのにさらに、カウコンでは

「V6、25周年記念メドレーもあります!」。

あああ、それもあったか!

いやありがたいんですよもちろん、ありがたいんですけども!

みんなが知ってる曲って、激しめの曲ばっかじゃん、どうするの!?

と頭を抱える。坂本さんの膝がぁぁぁ。

 

 

その25周年メドレー1曲目は、『HONEY BEAT』。

V6には珍しい、振付が手振りメインの楽曲。

それにこの曲、20周年の際に『CDTV』の楽曲リクエストで1位になっている。知名度もそこそこある。

これは良い選曲。

 

2曲目は『Beautiful World』。秦基博さんが手がけた名曲。

知名度としては今イチだし盛り上がる曲でもないけど、ソロ部分で坂本さんとイノッチの歌唱力が光ります。

なるほど、「大人の歌も歌えるよ」アピール路線で来たのね。

 

正直、他のグループのファンの方はあまり知らない曲でポカーンだったかも知れないけど(笑)、坂本さんの膝への負担を最小限にし、かつ“V6のメドレー”として上手くまとまっていたので、私はホッとしました。

 

 

場のテンションは少し落ちちゃったかも知れないけど、大丈夫、フィナーレはちゃんとみんなが知ってる歌で締めるから。

 

…で、フィナーレ、『WAになっておどろう』かーい。またV6かーい。

最後地味~にV6無双になりましたカウコン。

 

しかも「みんなで歌おう!」って太一くんがあおって、ジャニーズのメンバーもみんなで歌っているのに、坂本さんのソロだけは誰も歌わない。*1

坂本さん、5万人の前で、後輩たち従えて堂々の1人舞台。

 

こういう華々しい場では“すみっコ”に行ってしまいがちなV6。そういう状況に私も慣れてしまっているため、こんな“無双”状態に少々戸惑いましたが、でも正直嬉しかった。

25年地道に頑張った甲斐があったね…。

 

 

って、ここでしみじみしている場合じゃない。

今年は25周年アニバーサリーイヤー。

ひっさびさのツアーもあるかも。

いやできればあって欲しいんですけど。

しかし「奇跡のおじさん」たちももうアラフィフです。

だからこそ奇跡、とも言えるんですが、やはり体が心配。くれぐれも無理はなさらぬよう。…と言っても決まっているのならもう決まっちゃってるんでしょうけど。

 

トニセンとは同世代なんで、いろいろ思い当たることがあるだけに、気になってしまうのでした。

 

 

 

 

ちょっと余談。

『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』観て来ました。

「大人が泣く」という前評判を聞いていたので、さてどんなもんだかと思いながら行きましたが。

まんまと泣かされました(笑)。

 

筋立てはなんとなく予測がついたんですが、展開のしかたやシーンの見せ方が上手かった。

肝心なところでは台詞もナレーションも一切なく、画で全てを描き切る。

そういうの弱いんですよ。『カールじいさんの空飛ぶ家』もそうだったなあ。

 

 

そしてエンドロールで知った、「脚本 角田貴志(ヨーロッパ企画*2)」。

イノッチまたかい。

『カノトイハナサガモノラ』に続いて人脈の有効活用かい。

その昔ドラマで共演した玉置浩二さんからシングル楽曲をもらっちゃった、イノッチの「コミュ能おばけ」っぷりは健在のようです。

 

 

 

*1:録画見返したら、ヒナがちょっと歌おうとして、空気を察して一瞬でマイク引っ込めたのが映っていた笑

*2:2011年『芝浦ブラウザー』でタッグを組んだ、イノッチが懇意にしている劇団。また何か一緒にやってくれないかな。