ほんのりへそ曲がり

「アイドルは楽曲だ」という信条のもと、楽曲を中心にV6と関ジャニ∞を語る

私だけの『関ジャニ∞楽曲大賞 2004-2019』・1

『ジャニーズ楽曲大賞 2019』に参加して初めて知った、同じ主催者様がスピンオフで『関ジャニ∞楽曲大賞』を開催していたことを!
参加したかったあああ!
(何しろツイッターはアカウントすら持っていないので、いろいろ波に乗り遅れがちなのです)



という訳で、私が『関ジャニ∞楽曲大賞』に参加していたらどんな曲を投票するだろうか、とひとつ考えてみることにしました。
主催者様勝手にすみません。
本家の結果発表ページはこちら。

kj8.j-m-a.info


本家では『楽曲部門』、『ユニット・ソロ曲部門』と二部門が設定されていましたが、
まずは『楽曲部門』。

…って、シングル、アルバム、カップリング曲全部が対象!?
それはなかなかハードな選択を強いられますな。
ならばまず、候補曲から上げていくことにしましょう(楽しい)。

以下、候補曲をジャンル別、発売順に列記します。



シングル:
『桜援歌(Oh!ENKA)』
『ER2』
『NOROSHI』
『応答セヨ』

これが個人的な“シングル四天王”。
これにそのうち『友よ』が入ってきて、シングルベスト5?五大老?(笑)になる予定。


バラード(シングル含む):
『Snow White』
『ツブサニコイ』
『侍唄』
『サムライブルース』(『関風ファイティング』cw)
『All is well』(『JUKEBOX』収録)
『青春のすべて』(『ジャム』収録)

シングルでもバラードは何となく“別腹”になってしまう。


ダンス曲:
『Explosion』(『ズッコケ男道』cw)
『ブリュレ』(『PUZZLE』収録)
『WASABI』(『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』収録)
『Black of night』(『NOROSHI』cw)

『Explosion』は果たしてダンス曲と言えるかどうか。微妙ですが。


バンド曲:
『ゴリゴリ』(『PUZZLE』収録)
『って!!!!!!!』(『8UPPERS』収録)
『West side!!』(『JUKE BOX』収録)
『勝手に仕上がれ』(『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』収録)
『Tokyoholic』(『なぐりガキBEAT』cw)

やっぱりライブ定番曲が並びます。
『ゴリゴリ』は、アルバム発売時には「ライブの定番になりそう」と思ったけど、その座は『ローリング・コースター』に譲ってしまったね。いや『ロリコス』も好きだけどね。


その他(歌謡曲系、キュート系等):
『プロ∞ペラ』(『関風ファイティング』cw)
『アカイシンキロウ』(『PUZZLE』収録)
『乾いた花』(『PUZZLE』収録)
『浮世踊リビト』(『Wondeful World!!』cw)
『クルトン』(『8EST』収録)
『クラゲ』(『JUKE BOX』収録)
『RAGE』(『関ジャニズム』収録)

このあたりで好みが一番出てる気がする。
やっぱスタンダードなジャニーズポップスやキュート系に弱いんだなあ。
『クラゲ』はちょっと毛色が違うけど。好きなんです。ヤスの新しい可能性を感じた曲だし。




では、これらの曲に絞ってさらに悩んだ結果、ベスト5*1を選びました。
こちらです。



1位 『勝手に仕上がれ』

正直2位とすごく迷った。

楽曲そのものは2位の曲の方が個人的に好きなんですが、「ライブでファンとメンバーが一緒に楽曲を育てていく」という体感を初めて味わわせてくれた曲だったので、こちらが頭ひとつ抜けました。

原曲を聴いた時は、冒頭の「K!A!N!J!A!N!I!E!I!G!H!T!」や、サビの「だからHey!(Hey!)Hey!(Hey!)行かないでTonight(Wow~Wow)」のあたりで客も参加して、盛り上がる曲になりそうだなーくらいの感触でした。

が、その盛り上がり方が予想以上だった。
それもライブで披露するたびに、どんどん熱くなっていく。

特に『十五祭』の時の、客席の一体感は半端なかった。
自分も参加しながら、客席の声の“圧”に押され気味になりました。
バンドのライブにはほとんど行ったことがない私は、「コール&レスポンス」というものののすごさを、この曲で初めて知りました。

そして1位にしたもう1つの要因は、『ミュージックステーション』でのパフォーマンス。

亮がドラマ『サムライせんせい』に主演したとき、サムライの扮装ーーーしかもちゃんとちょんまげの羽二重までつけた本格的なやつーーーをして、客入りのライブステージで演奏したやつが、私のジャニオタ人生(結構長い)の中でも1,2を争うほどカッコ良いものでした。

この時のMステはブルーレイに2枚焼いて、DVDにも1枚焼いて、ハードディスクにもまだ残っています。
『TVでのパフォーマンス部門』があったら、文句なくぶっち切りの1位でした。


そんなこんなで『勝手に仕上がれ』を1位としました。
それと最後まで競ったのが。



2位 『ER2』

とにかく歌詞のメッセージ性がストレートで強い。激しいバンドサウンドもこの歌詞にハマりまくっていて、初聴きから心を持っていかれました。

あとマルちゃんのシャウトがいい!
普段大人しめのマルちゃんとはギャップのある激しいシャウトが、強烈に印象に残る。

でもTVではあまりちゃんとパフォーマンスする機会に恵まれなかったんですよね。

Mステでの披露は外ステージで、客席に降りてステージ移動する時間があったのでパフォーマンスを全部見せられなかったし、日テレの『MUSIC DAY』ではなんかヘンなコントの中でグダグダに歌われちゃったし(我ながらよく覚えてるな)…。
すごくカッコいい曲なのに、そのカッコよさを世間にうまくアピール出来なかったのがくやしくて。

ライブでも、「エイトレンジャー」コントの中でしか歌われなかったんですよねぇ。
だから『GR8EST』でようやくちゃんと歌われた時は、本当に本当にうれしかった。

この曲を、エイトレンジャーの扮装でバンドで演奏して欲しい。
それが私の長年の夢でした。
叶わなくなってしまいましたが。

いや、まだ可能性はゼロではない!
エイトレンジャー自体、復活はあり得る!と勝手に思っているんです。
「なんか色減ってへん?」とかいうノリで。やりそうじゃないですか?彼らなら。

えー、話を楽曲に戻しますと。
ランキングするとなると、様々な要素で『勝手に仕上がれ』の方がちょっと抜けたんですが、単純に楽曲としてだったら、この曲が一番好きです。



3位 『って!!!!!!!』

曲の中身はベタなラブソングで、エイトの絆をストレートに歌ったものではない。
けれど、エイトの仲の良さがぎゅっと凝縮されている。

メインボーカルにソロが集中しがちなバンド曲では珍しく、全員にソロパートがあり(同様の曲は『勝手に仕上がれ』くらいではないかと思う)、作詞がたっちょん、作曲がヤス、という部分が大きいと思う。

でもこの曲が“エイトらしい”のはそれだけでなく、この曲が作られた時期は、メンバー全員が『関ジャニ∞』でいるのが楽しかったからなんじゃないかな、なんて今ではそう思っています。



4位 『桜援歌(Oh!ENKA)』

この曲が発表された頃私はまだ“エイター未満”で、少し遠目からちょっと応援している、ぐらいの立場でした。
その時期に、「この曲いいな」と思わせられた曲。いわば一番最初に心動かされたエイトの楽曲です。
なので原点に戻って、ということでベスト5の中に入れました。

あと私、「馬飼野康二信者」なので(笑)。ジャニーズとは縁の深い馬飼野先生、数々の名曲を作られています。『無責任ヒーロー』もそうだし、あの嵐の『A・RA・SHI』も馬飼野先生の手によるもの。
ちょっと歌謡曲の匂いが香るJ-POP、という風情が個人的にツボなんです。



5位 『Black of night』

ベスト5の最後の1曲、ということで『プロ∞ペラ』、『浮世踊リビト』、『クルトン』とこの『Black of night』で悩みましたが、「新しいのが一番良い」という森田剛イズム*2に則り、この中で一番直近の曲である『Black of night』を選出。

とにかく中毒性が高い。ダンスナンバーなんですが、MVやライブでダンス見る前、楽曲聴いただけでもうすんごいヘビロテしてました。

今回この記事を書くにあたり、改めて聴いてみて気づいたことがあります。
作詞作曲はヤス。
「ヤスは作詞時に言葉遊びをするのを好む」と思っていたけれど、言葉遊びというより、メロディーに乗せた時耳に馴染みやすい詞を書いているのではないか、と。

すばるの歌詞はメッセージ性重視、亮はストーリーを語らせたり、情景描写したりするのが上手い、ヤスは韻を踏んだり、言葉遊びが特徴的…と勝手に分類していたけれど、ヤスの作詞法は単なる言葉遊びではなく、メロディーとの相性を考えて作っているのかも。
だからこその“中毒性”なのかと。

ここに来てヤスくん、なかなかのポテンシャルを見せつけてくれています。
「マンハッタン・ヤス」とか(これについてはまた別項で)。
「なんでも出来る子」の本領発揮中。



…長いな。候補曲とかダラダラ上げてるからこんなことに。


あまりにも長くなったので、『ユニット・ソロ曲部門』はまた次回にします。

*1:本家が何位まで投票可能としたのかが不明だったので、『ジャニーズ楽曲大賞』のルールに従い、5位まで投票、の形を取りました。

*2:V6の『SUPER Very best』初回生産限定盤Aの特典DVDで、剛ちゃんが単独インタビュー中、「一番好きなシングルはどれですか?」という問いに「一番最近の。一番新しいのが一番いいんじゃないですか」と答えた。彼らしいなと非常に印象に残りました。