私だけの『関ジャニ∞楽曲大賞』・2 ~ソロ・ユニット曲部門
個人的『関ジャニ∞楽曲大賞 2004~2019』、お次は『ソロ・ユニット曲部門』。
こちらは割とすんなり決まりました。
1位 『きっと幸せがキミを待ってる』(大倉ソロ)
とにかく好き。ただただ純粋に好きなだけの曲。
無理くり分析すると、切ない別れを描いた歌詞に美しいメロディ、それにたっちょんの甘い低音ボイス。
この絶妙な三位一体攻撃にやられた、というところでしょうか。
一時期カラオケでも歌いまくって、JOYSOUNDの点数システムで95点を叩き出し、その時点で全国1位になったこともありました(13人くらいしかエントリーしてなかったけど)。
『8UPPERS』のソロ曲はどれも好きですが、やっぱりこの曲が一番ですね。
2位 『9号車2番A席』(渋谷、錦戸)
エイトの持ちネタでもある“過去の苦労話”を、最もコンパクトにかつ最もドラマチックに描き切った逸品。
新幹線のグリーン車に乗るようになった現在の“自分”と、デッキに座るしかなかった過去の“自分”とが言葉を交わす。
間奏中のこのシーンには、心震わされました。
こういう演劇的な手法には本当に弱い…。
歌っている2人も、今のエイトのメンバーも、デッキで語り合ったあの頃のことを忘れないでいて欲しい。
余計なお世話と思いつつ、そう願わずにはいられません。
3位 『ノスタルジア』(丸山、安田、錦戸、大倉)
意外になかった“弟分4人組”の曲。
ライブで見たらこの弟組、アイドルグループとして完璧な仕上りでした。
まずビジュアルとキャラクターバランスが、クールなエース、ソフトな長身、もう1人の長身は親しみやすいキャラで、あと小柄でキュート系(外見だけだけど)、と絶妙。
しかも全員歌がそこそこ上手く、声質もそれぞれ個性的。
私の求めていた“完璧なジャニーズグループ”が、まさにここに、存在していました。
ああ、このユニットの歌をもう1曲…と言わずにもう何曲か、聴いてみたかったなあ。
でも、たった1曲残したのがこの『ノスタルジア』。
確か『関ジャム』で、蔦谷好位置さんが「『ジャム』に提供したのは2曲、A案、B案があって、A案が採用された」と言っていた(と思う)んですが、となるとA案が『DO NA I』、そしてもしかしたらB案が『ノスタルジア』かなと。
つまり『DO NA I』のようなパーティーチューンを弟組が歌う可能性もあった訳で、そうなると私の思う“完璧なジャニーズグループ”という印象は、大きく変わっていただろうと思います。
“完璧なグループ”はやはりこの『ノスタルジア』という、“ラブソング”でも“ライフソング”でもある、アイドルの王道ナンバーとともにしか存在し得なかった。
1曲限りだからこその、奇跡のグループだった。
…と今は思うしかないのです。
4位 『アイスクリーム』(安田、錦戸)
見た目「可愛い」けれど「可愛い」と言われることをあまり歓迎しないこの2人、いわゆる『ヤンマー』*1が、「俺たちがこういう歌歌えば可愛いって言うんだろー?」的に狙いに来た楽曲。
そうだとわかっていても、こちらはその罠にはまらずにはいられない。
特に可愛い曲大好きな私がハマらない訳はない。くやしいが可愛いぞ、ヤンマーめ。
さて、ここまでは全員曲よりはスムーズに決まりましたが、最後の1曲がやはり迷う。
なのでもう、候補曲全部上げちゃいます。個人のオアソビだしね。
5位にしたかったのはこの3曲。
●『狩(仮)』(横山、渋谷、安田、大倉)
しょーもない楽曲のはずなのに、「生きる」という根本を描いている…ような気にさせる、妙なスケールのでかさが印象的。
とりあえず、韻や掛け言葉の使い方は非常に上手い。
●『パンぱんだ』(横山、丸山)
あまりにもネタ的に使われているので、オリジナルをどのコンビが歌っているのか一瞬失念した(笑)。この2人でしたよね。
以前にも書いた記憶があるけど、『みんなのうた』とか子ども番組に採用して欲しかった。 この歌を元にしたアニメーション映像とか見たかったなあ。
●『わたし鏡』(安田)
本格的にエイターになって初めて買ったアルバム『ズッコケ大脱走』で、多分一番ヘビロテした曲。女性シンガーにぜひカバーして欲しい!
打首獄門同好会のjunkoさんがこの曲と好きだ、と言って下さった時、「それなら!junkoさん、カバーしていただけませんか!?」と詰め寄りたくなりました(ベーシストだっつの)。
以上、これが私の“投票結果”です。
本家『関ジャニ∞楽曲大賞 2004~2019』の結果を、あえて見ずに選びました。
そして選んだ後で実際のランキングを見て、自分の選択との違いに、いろいろ考えさせられることがありました。
それはまた次回。
引っ張るなあ。
*1:ジュニア時代のヤスと亮が『ヤン坊マー坊天気予報』のバックで踊ったことがある、という経緯から付いたこの2人を指すあだ名。ついでに言うと、一緒に東京に行っていたのに先に帰ってしまったマルは当然この仕事に呼ばれず、地元でこの映像を見てショックを受けた、という逸話もあります笑