ほんのりへそ曲がり

「アイドルは楽曲だ」という信条のもと、楽曲を中心にV6と関ジャニ∞を語る

実はミニベストミニアルバムだった~『Re:LIVE』感想・3

『Re:LIVE』カップリング曲編続き。

 

『オモイダマ』、『前向きスクリーム!』。

どちらも「Re:8EST edition」としてニューバージョンで収録。

 

 

■オモイダマ -Re:8EST edition-

 

公式YouTubeで一度ニューバージョンが披露されていますが、その時から、初めて聴いた気がしなかったんですよね。特にイントロ。

ブラスバンドアレンジから始まるシングルとは違う、静かなピアノ音で始まるイントロに聴き覚えがあって。

 

確か『24時間テレビ』の時ではなかったかと録画円盤の山を探索し、見つけましたよ。

2014年の24時間テレビを録画したブルーレイ。

見返してみると、確かにこの時、最後に熱唱した『オモイダマ』のイントロはピアノバージョンでした。

珍しく記憶違いじゃなかったぞ(笑)。

 

多分今回の「-Re:8EST edition-」は、その時のアレンジを下敷きにしたものだと思います。

24時間テレビのバージョンも今回のバージョンも、ブラスバンドの音は少し控えめにしたアレンジですし。

 

でも大サビの前のトランペットソロは、ちゃんと残してありますね。

ここはヨコの聴かせどころですもんねえ。

 

 

高校生の皆さんから甲子園にまつわるフレーズを募集して、それを詞の一部に採用した、という経緯は、『Re:LIVE』と似通ったところがありますね。

もしかしたら『Re:LIVE』プロジェクトはそこから発想してスタートしたのかも知れませんけど。

そう考えると『Re:LIVE』と『オモイダマ』が同じシングルに入っているのは、もはや必然のような気もします。

 

 

■前向きスクリーム! -Re:8EST edition-

 

待ってました!

何より私が一番待ってました!

 

公式YouTubeで『前向きスクリーム!体操』を見てから、5人での音源が早く欲しい~と願っていたので、今回のシングルに収録されると知った時は小躍りしました。

 

 

まず、アレンジが非常に好みです。

お囃子とJ-POPのミクスチャー。

考えてみれば『浪花いろは節』もそうじゃないですか。

以前『浪花いろは節』について「民謡」というような表現をしましたが、こう言った方がしっくりくる気がします。

 

そもそも私は上々颱風(シャンシャンタイフーン)というバンドの大ファンなので、こういうお囃子系の楽曲は大好物。血が滾ります。

 上々颱風の公式動画があればここに貼りたかったのですが、「公式」と明記されたものが無かったので断念。

ご興味のある方はサブスク等で探してみてください(配信はしているのだろうか…)。

『仏の顔もIt' All Right』等が『前向き~』とテイストが似てるかな。

 

こういういろいろな種類のユニークな楽曲が歌えるのが、エイトの強みですよね。

 

 

そしてこの曲は何と言っても。歌詞が。

 

我人生旅 お祭り大騒ぎ  スイモアマイモ越えて

我ら行く旅路 この世とは「祭」  足踏みならし叫べ

 

発表当初から好きだった箇所ですが、あれから時を経てさらに説得力が増してる。

偶然ですが、時勢にも合っている。

まさに今、“Re:LIVE”するべき楽曲だったのだ。

と勝手に思っています。

 

ちなみにタイトルの「スクリーム」とは英語で「叫ぶ」という意味。

なので歌詞としてもここがキモなのではないか。

と勝手に思っています。

 

昨今元気になりたい時、励まされたい時、何度も何度も聴いてます。

なんだったら去年から聴いてます。

ちなみに『友よ』発売前にも待ちきれずに鬼リピしてましたが、作詞曲がどちらもGAKUさん*1なんですよね。これは全くの偶然で、知ったのは大分経ってからのことでした。

 

これ聴いて、人生お祭りだぜイエーイ!とどんな時でも、無理くりにでも、気合い入れて乗り切っています。

 

 

あとこういう“お祭りソング”の時は、マルちゃん本当に本領発揮しますよね。

2番冒頭の意味不明な掛け声とか(笑)。

 

ヤスに比べると声質にやや幅がない気もしますが、音程の安定感は間違いない。

今まで縁の下の力持ちだった彼のソロ歌唱が増え、歌番組等でカメラに抜かれる回数が増えたことは、複雑ながらも単純にうれしい、というのが今の正直な気持ち。

推しってそういうものではないかと…。うん。

 

 

 

さて、「内輪向けの『Re:LIVE』を表題曲にすると、エイター初心者は手が出しにくいのではないか」という文句から始まった今回のシングル感想ですが、改めて全体を眺めてみると、カップリング3曲が

 

  • 既に巷に流れていた楽曲の初音源化
  • 過去のシングルの5人でのニューバージョンを2曲

 

これってちょっとした“ミニベストアルバム”じゃないか?という布陣。

エイトのシングル買うの初めて、ここからエイトを知っていきたい、という方には実は大変聴きやすいシングルだった、という結果に。

 はい。すみませんっした。素人が余計なこと言いました。

でも安心しました。

これでもっと関ジャニ∞の良さを、面白さを、今まで知らなかった方々にも知ってもらえるかも知れない。

 

なかなか深いよ~一度ハマると抜け出せないよ~。

あと部屋がぬいぐるみグッズだらけになるよ~(なぜエイトのグッズってぬい関連が多いの…)。

 

 

 

シングルリリースしたのいつだよ、ってくらい引っ張りましたね感想。

でも皆さんに読んでもらえる時期は逃しても、後々自分が読むために書き残しておこうと思い、何とか最後まで頑張りました。

 

まあしかし、公開している以上はもう少しタイムリーさを心がけます。

また次回、お気が向いたらお付き合いいただければ幸いです。

多分次回も遅いと思いますが(笑)。

 

 

*1:『前向きスクリーム!』の作詞は渡辺潤平さんとの共作表記。