ほんのりへそ曲がり

「アイドルは楽曲だ」という信条のもと、楽曲を中心にV6と関ジャニ∞を語る

ジャニーズの“ファミリー化”進行中。

 

年度末のあれやこれやに追われ、長瀬くんの退社、TOKIOの「会社」化にもしみじみしていられなかった。

TOKIOは一時ファミクラに入会してたこともあり、ゴリゴリのJ-FRIENDS派である私は非常に寂しい。

 

 そのJフレ一派であったV6は11月で解散を発表したし、ジャニーズは確実に新しいスタイルへと変化しつつある。

今までは個々のグループ活動が中心だったが、徐々にグループの垣根を超えた「ジャニーズ」全体としての動きが多くなっている気がする。

 

象徴的なのは「ジャニーズクイズ部」、それに「関西ジャニーズ」勢力。

 

 

「クイズ部」は、古ジャニオタの自分には画期的だった。

ジャニーズと高学歴、というものが結びつかないんですよ、古オタには(笑)。

芸能界そのものが“学歴なんか関係ない”世界でしたからね、かつては。

 

今や大学通いながら芸能活動なんて珍しくない時代、有名大卒、もしくは在籍中のジャニーズが、どうかするとグループに一人はいる時代ですもんねえ。

 

最近いろいろなクイズ番組で見るようになった「クイズ部」部長のSnow Man阿部くん、難問をバシバシ解いていく姿とダンスしている姿のギャップにはなかなか萌える。

 

クイズに強い=頭がいい、というイメージは若者だけでなく中高年にも良い印象を与えるし、ファン層を拡充&維持するのには良い手だと思う。

 

 

 「関西ジャニーズ」勢も絶好調。去年の『なにわの日』配信ライブはアツかった*1

 

Jr.黄金世代中にも関西ジュニアブームの時期があったように、ジャニーズには時々関西ムーブメントが起こるが、今のこの勢いはやはり、メンバー全員が関西出身である初のグループ・関ジャニ∞の“成功”が呼び込んだものだ。…と思いたい。

エイター自画自賛。

 

(小声)…成功、だよね。5大ドームツアーしてるし、独自レーベルも持ってるし。いろいろあったけど。うん。

 

そしてまた、ベテランの域にさしかかってるエイトと、若いジュニアの間を取り持つ、ジャニーズWESTの存在感が絶妙。

中間くんや重岡くんなど、自由なエイト兄さんさえ上手いことさばける人材がちゃんといるのは心強い(そういえば中間くんもクイズ番組よく出てるな)。

 

彼らの存在があってこそ、今の関西ジャニーズ勢は上手く機能していると思う。中間管理職的な立場で、本人たちは大変だと思うけど。

いやほんと、『なにわの日』の時はお世話になりました…。

 

 

大阪には2025年に万博が来る。

それに向けての“関西ムーブメント”、どうか上手いこと行って欲しい。

つまり、大阪万博がちゃんと開催されて欲しい、ということなんだが(切実)。

 

 

 

こうしたジャニーズの“ファミリー化”、ネガティブにとらえると今突出した存在---SMAPや嵐のようなーーーがいないからこその集団戦、という気もする。

 

が、常に“突出した存在”、つまりスターが必要、という私の考えは、もう古いのかも知れない。

今この時代には、スターよりも「“みんな”で新しい世界を切り拓いて行こう(あるいは乗り越えていこう)」という“ファミリー感”の方が必要とされているのかも知れない。

 

けど、去年の『鬼滅の刃』のような、“突出した存在”もある訳だし。

エンターテインメントの流れは難しい。

 

 

まあとにかく、ネガティブだろうがポジティブだろうが、今出来る戦い方で前に進んで行くしかないのだ。

 

 

そして新しいムーブメントにいまいち乗り切れていないおばちゃんも、 エイトがそのムーブメントを先頭切って突っ走って行ってる限り、彼らについて行くしかないのだ。

というより、ついて行きたいのだ。

 

 

 

 

 

 

でも正直V6解散宣言でだいぶ老け込んだよおばちゃん…。

 

*1:残業と被りましたが中盤から何とか観られました。