ほんのりへそ曲がり

「アイドルは楽曲だ」という信条のもと、楽曲を中心にV6と関ジャニ∞を語る

ウサ晴らしに『モンテ・クリスト伯』にツッコミを入れてみる

ひどいタイトル(笑)。

実際、先週(第5話)まではそれくらいの軽い気持ちで見ていたのですが…。

(以下ネタばれありなので段下げ。)

今週の留美さん(稲森いずみ)がすごかった。

山口紗弥加さんといいこの人といい、ただの奥さん役ではないだろうとは思っていたけど。

「こういう時は、埋めちゃえばいいんだよ」って…。

狂気にも近い“母の愛”すごいわ。

いやー、当初からの、

「なんで海まで掘れた穴からじゃなく死体になりすまして脱獄したの?(そっちのがリスキーだと思う)」

「日本にしてもシンガポールにしても密入国はムリでしょ」

「知り合いつながり過ぎ」

「『モンテ・クリスト』なんて名乗ってる時点で怪しいって思いなさいよ」

「そもそも顔見て気づけ(^_^;)」

といった数々のツッコミやご都合主義の展開、全て吹っ飛ぶ。

だいたい、「そもそも顔見て暖だと誰も気づかない」という設定を貫き通すためか、ツッコミどころ満載のリアリティ無視の展開ながら、思い切り振り切ったストーリー作りが面白くて。

それにキャストの妙。

伊武雅刀さんの、身動きしないが故に逆に増す存在感や、山口さんの相変わらずの怪演(笑)。

真海さんの執事、南條夫妻のマネージャー、未蘭ちゃんなど、メインキャラが結構無名…と言ったら失礼なんですが、あまりイメージの固定されていない、だけど上手い役者さんを起用しているところなども気に入って、欠かさず見ていたんですが。

もう、いちいちツッコミ入れるどころじゃなくなって来た。

目が離せないです。ドロドロです。

せめて信一朗くんと未蘭ちゃんには幸せになって欲しい…。

あと大倉演じる幸男は、すみれへの愛のために悪に手を染めてしまった哀れな男で終わるのか、追い詰められて冷酷な悪党に変貌するのか。

楽しみにしてます。

にしても、今期のドラマは、これにしても『ブラック・ペアン』にしても、今まではジャニーズ枠だったであろうさわやか青年役を若手俳優がやり(『ブラック~』の場合は竹内涼真さん)、ジャニーズはダークヒーロー(二宮くん)だったりヒール(大倉くん)だったりするのね。

時代の趨勢を感じます。

なんて現実逃避してたら、明日がもう『GR8EST』のフラゲ日じゃないか。

今回はV6の新譜も同日発売…。

3月は2週連続でライブ円盤発売という、お財布にとーっても優しくない事態になりましたが、その再来です。

またCD屋でクレジットカードを使うことになるのか…(T_T)。