『君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか』を聞いてテンション上がりました
ほんとに、こんなしっとりバラードなのに聞けば聞くほどすごい、すごいと大興奮。やっぱり予感通り名曲だった~。
ピアノ1本の伴奏の曲って、ほぼ「声」の楽曲になるんですね。6人の声がきれいに溶け合って1本の楽曲になっていくのを、じっくり聞くことが出来ます。
同録したのかな、と思うくらい、主旋律を歌う坂本と井ノ原の声に、コーラス4人の声がきれいに寄り添って響き合っています。
と言うか、Webの新曲特設サイトの井ノ原のメッセージを読むと、「6人全員でコーラスをしている」意識でいるようです。メインとコーラス、って分けて聞くもんではないんですね(^^)。
主旋律を歌う坂本と井ノ原の歌は、確かにすごい。歌唱力で言えば、すでに“アイドル”のレベルではありません。断言しますが。
でもこの曲を、ほんとにすごくいい曲だな、と思えるのは、やっぱり6人の声の溶け合い具合の絶妙さなんですよ。
しっかりと真っ直ぐ伸びる主旋律の線に、コーラスのやわらかい線が絡み合いながら、すーっとなめらかに、でも強くて太い1本の線にになっていく。そんなイメージです。
今回、ソロパートがないので主旋律をほとんど歌わず、コーラスに徹した剛と健。いつの間にか抑えつつ声を殺さない、こんな歌い方が出来るようになったんだなあとしみじみ思いました。
この『君が思い出す~』に良く似た構成の楽曲が以前ありました。『メジルシの記憶』です。坂本と井ノ原が「メインボーカル」として前面に押し出されている感じが似ていると思います。
ただ、この曲は全体的には坂本と井ノ原が主旋律を交互に、2コーラス目のBメロだけ主旋律を長野、剛、健、岡田のユニゾンで歌う、という作りでした。メインはいても全体が「コーラス」、という今回の楽曲とはちょっと違いました。
だから、『君が思い出す~』を聞いた後に改めて聞くと、楽曲の雰囲気の統一性が今ひとつ、という感じを受けてしまいます。
主旋律の線が2本あるので、まとまってはいるけど溶け合ってない感じ、とでも言いましょうか。
でも今回のこの楽曲をこんなふうに歌える今、『メジルシの記憶』を歌ったら、この曲のまた違った魅力を見せてくれるんじゃないかな、と思います。
だからそろそろコンサートのセットリストに入れてくれ(^^)
ところで、これは全て「どんな加工でも出来る」CDを聞いて書いていることです。
6人が、特にあまり歌の得意でない剛と健が「コーラス」でひとつの楽曲を表現出来るようになった、成長したねえ、と言っても、CDの加工技術が進化したから以前よりもうまく加工されてるんでは、と反論されてはぐうの音も出ないところです。
幸い、今回はそう言われても「『少クラプレミアム』と『Mステ』でちゃんと歌ってるとこ聞いたもーん」と言えますが。
そうでなくても、私は毎年必ずコンサートや舞台で生の彼らの成長ぶり(あるいは成長なしぶり・^^)を見ています。
だからどの程度出来るか出来ないかは、ある程度わかるつもりです。そういう自分の感覚を信じて、こういうブログ書いてます。
・・・これで真面目に落とすのが恥ずかしい・・・でもこれ以上うまい落ちが思いつかない・・・
そうだ、興奮しすぎて触れられなかったカップリング曲についてはまた後日書きます。