8月のすべて(入院日記2)
8/13、術後3日目。
精神的には通常状態に戻り、朝からTV見る余裕も出て来る。錦織圭くんすごいねえ。
食欲は今イチ。今朝はデザートに缶みかんがついて来て、それだけは完食できた。もう食事缶みかんだけでいいよ・・・。
でも精神的にだけでなく、明らかに体力も昨日より回復。点滴+カテーテル+ドレーン三位一体を引き連れていても、フロア内なら楽に歩いて移動できるようになった。
看護師さんから毎日毎日「今日は便出ました?」とたずねられる。まだなんです。
開腹手術なんで、腸の癒着(とそれが元で起こる腸閉塞)が術後の合併症として懸念事項になる。だから、ちゃんと腸が動いているかどうか、便通の有無をたずねられるんだけど、なんか脅迫のように聞こえてくる。
私も出したいよ~。腸閉塞なんて苦しそうだからなりたくないよ~。
エイターにはある種のトラウマになってしまった「腸閉塞」。まさか大倉くんが発症した数ヵ月後に、自分が気にしなきゃならない立場になるなんて、思ってもみなかった。
そして夜。昨夜の「1時間寝返り作戦」で特に問題がなかったため、看護師さんの言ったことを信じて(^^)今日は1姿勢の時間を2時間に伸ばしてみる。
・・・でもあんまり眠れない・・・。
電気はつけられないけど携帯は見られるので、隣のベッドに光がもれないようにこっそり携帯を開いた。そしてニュースサイトで、「SMAP解散」が発表されたことを知った。
8/14、術後4日目。
さすがに2晩連続で「ほぼ寝ず」の状態はつらく、朝食後ちょっと寝る。
入院生活ってまったりしてるようでいて、結構いろいろある。特に手術直後は。起床後しばらくしたら体温&血圧を測りに看護師さんが来て、その後朝食、それから点滴の具合をチェック、カテーテルの中身を抜きに来たり、傷の状態を見に来たり・・・。意外とゆっくりできないけど、その合間を見てちょろっと昼寝する。
やっと点滴卒業!左手の甲側の手首にチューブがついていたため、何かと不便だったけど(パジャマを着替えるのさえ看護師さんの手助けが必要だったり・・・)、これで手は自由に動かせる。
でも内出血のあとができ、手の甲の半分くらいが青黒くなっている。それを見て「ブラックジャック」と思うのは世代か(^^)。
そして午後は、友人が見舞いに来てくれる。
あらかじめ「シャワー4日浴びてないからね!ヘンな匂いしてもカンベン」とメールを送っておいた(^^;)。
彼女は手術の経験者なんで、いろいろ話を聞いて安心できた。