『キング オブ 男！』

Mステで初の曲披露見た時、ひっくり返りました。

楽曲も振付も今さら感満載、衣装は金キラキンに地下足袋。ジャニーズはまずやらない、と言いたいところだけど、逆に「これやるの!?」っていうのをやっちゃうのがジャニーズ、っていうかアイドルなのかな、とも思います最近。

それにしてもこの「今さらなこれ」、やり切らないとただただダサいし寒いだけなんだけど、そこは関ジャニ∞。

やり切りました。

何でもやり切ったもの、振り切ったものが大好きな私は、がっつり惚れ直しました。

この“やり切る”っていうことこそ“男”かな、と。

そういう解釈したけどいいでしょうか、『キングオブ男！』。

「今さら感」と言いましたが、これは当然計算の上で出しているものでしょう。

作曲・TAKESHIさん、編曲・久米康崇さん、とお馴染みのコンビが作った古くさいっちゃ古くさいけどキャッチーで耳に残りやすいメロディー。

一世風靡セピア+『急げ！若者』っぽい昭和の匂いがする振付（ダンスというより振付、と言った方がしっくり来る）。

さらに言葉も言い回しもスマートじゃない（ファンの方もし読んでたらすみません）、湘南之風・若旦那さんのストレートな歌詞。

（「突っ張る」という言葉を「今さら」使ったのには正直驚きました。ただ、「ツッパる」のではなく「突っ張る」ということで、意味合いは違うんだろうなと思います）。

この三位一体、奇跡のマッチング。やるならここまで徹底的に、という好例だと思います。

やるならここまで、と言えばエイト本人も、２回目のMステでは金髪・金眉までしてえらいことになってました。よりによって、小学生までいるＨＫＴ48と一緒の時に。

HKTのお嬢さん方にはさぞコワいおっさんの集団に見えただろう･･･。

白スーツのさわやか嵐との対比もすごくて笑えた。相葉くんも心なしか腰が引けてなかった？（＾＾）

あれ、でもこれを「今さら」「古くさい」と思うのは私がバリバリ昭和の感覚の人間だからか？

もしかしたら一世風靡セピアも『急げ！若者』も知らない世代には、これが新鮮に感じたりするんでしょうか？そこも狙い？←そこまでの狙いはなさそうな気がしますが。

さて、カップリング曲ですが・・・。

今回はA面の楽曲が強烈過ぎて、両曲とも私の中ではややインパクト不足気味。

でも、ともに「アラサー世代の現実」を描いている『夢列車』・『アネモネ』を聞いてから、改めて『キングオブ男！』を聞くと、夢や理想を追おうとする男のやせ我慢や空元気、現実に対する「突っ張り」を歌った歌にも聞こえてきて、なかなか趣深いです。

その後何回か聞いているうちに、じわじわ好きになって来たのが『夢列車』。

私が大好きな『プロ∞ペラ』の明るさに、『蒼写真』のノスタルジックなテイストを混ぜたような雰囲気が、だんだん気に入ってきました。

『キングオブ男！』のMVについては、書きたいことが多すぎてまとまらないので次回に回します。

追記。Mステの感想をちょこっと。

1週目。

{%クラブdocomo%}モーニング娘。'14、ダンスが相変わらずキレキレですごかった。特にセンター鞘師さんの、体の芯が全くブレないダンスには見惚れました。『LOVEマシーン』のNEWバージョンも面白かった。

{%スペードdocomo%}金髪じゃなくても、モー娘。の後ろに座ってるエイトは怪しいおっさんにしか見えないな（＾＾；）。

{%クラブdocomo%}小学生こそいないけど、「『LOVEマシーン』の後に生まれた」という工藤さんの発言に、動揺を見せる錦戸さん。その後、なんかまぶしそうに彼女たちを見ている表情がすごくおかしかった･･･。

{%スペードdocomo%}エイトのアホな振る舞いにいつもいいリアクションをくれるaikoさん、ありがとうございます。

{%クラブdocomo%}buck numberのトークの時に、突然出て来たフラワーカンパニーズの名前に後ろで深くうなずく亮ちゃん。フラカン好きみたいだもんね。私も好きです（初心者だけど）。

何か亮ちゃんが珍しくいろいろ反応した回だったような。

2週目。

{%クラブdocomo%}個人的に最高に受けたのが、マルがコスプレしたフリーザの写真を見た時の、HKT48の子たちのかなり本気の悲鳴（『ドラゴンボール』なんて知らない世代だもんね、ただの気持ち悪い宇宙人にしか見えないよね･･･）。そしてそれに動じないマルちゃん（＾＾；）。

{%スペードdocomo%}嵐のエイトに対する突っ込みも秀逸。松潤「集まんないだろ、集めなきゃ」・元祖バンビ櫻井くん「甘やかし過ぎなんだって！」。まったくその通りです。

{%クラブdocomo%}『Bittersweet』のSPバージョン、オシャレで可愛かったなー。ラストでプレゼントもらってるのにメンバー無反応で戸惑う松潤、おこぼれもらってにこにこの大倉。これもどちらも可愛かった。

他のアーティストには申し訳ないくらい、エイトと嵐で満腹の回でした。