ほんのりへそ曲がり

「アイドルは楽曲だ」という信条のもと、楽曲を中心にV6と関ジャニ∞を語る

V6ツアー曲リクエスト・投票過程・2

では続き、第二回投票分。

■シングル曲部門

『LIGHT IN YOUR HEART』(2008)

『Swing!』(2008)

『太陽のあたる場所』(1999)

私のシングルベスト3。

『LIGHT~』は、「自分の胸の中の灯を信じろ」という歌詞に何度も励まされたました。

どうしたらいいのかわからなくなった時、この詞は響きます。

『Swing!』。以前紅白の歌唱候補曲に挙げた時にも主張しましたが、スウィングジャズアレンジの楽曲なんてアイドルではV6しか歌いませんよ、流行りじゃないから(^^)。

そのスウィングジャズにラップがプラスされ、V6ならではの楽曲、って感じがします。

『太陽』は、トータルでいうと真っ直ぐな青春ソングなんだけど、そこに行き着くまでにちょっと屈折します。

入りのAメロがいきなりテンション低めの低音ラップで、ぶつぶつグチ言っているような鬱屈した雰囲気から、Bメロでメロディーが入ってきて、サビに向かって徐々に明るくなっていく構成がドラマチックで面白い。

そう言えば発売当時、イノッチが「行くぜー!って盛り上げて、曲始まったら、いきなり声が低くなってテンション落ちちゃう」とギャグで言ってたな。

そのせいか知りませんが(^^)あまりコンサートで歌われない曲。なのでこの機にリクエストしました。

カップリング・アルバム曲部門

『想いのカケラ』(カミセン曲・2009)

『ファイト』(カミセン曲・2009)

『Desert Eagle』(カミセン曲・2009)

私のカミセン曲ベスト3。全部2009年発売。この年、私の好きなカミセン曲ランキングががらりと更新されてしまいました。

とにかくミニアルバム『Hello-Goodbye』がものすごく気に入ってしまった。

キュートさを残しつつ、少し大人の歌も歌えるようになった、そういう成長ぶりをはっきり出せた、良いアルバムだと思います。

そこから2曲、とにかくメロディーがきれいな『想いのカケラ』。イントロのピアノの切ない音からもう気持ちを持って行かれます。カミセン曲初(らしい)、3人での本格的ハモリもいい感じ。

『ファイト』はもう、ど直球メッセージソング。ただ、ちょうど剛と健が30代に突入する時期だったせいか、自分たちが頑張るというよりは「後輩」を後押しする、ようにも聞こえます。そこに成長を感じて、おばさん感慨深く聞き入りました。

もう一つ『Desert Eagle』はこのアルバムの曲ではなく、『スピリット』初回限定盤のカップリング曲。そうです、初回限定盤にしか入っていないんです。もったいない!これこそカミセンの代表曲なのに!・・・と私は思っているのに!(^^)

メロディーに、いわゆる「フォルクローレ」というラテンアメリカ音楽の形式(『コンドルは飛んでいく』とか)を取り入れているのではないかと。そこが珍しくて印象的だったのと、歌詞に「いじめ」を取り入れていたのもちょっとした衝撃でしたね。

でも何より印象が深いのがそれぞれのラップ。・・・というかほぼ「台詞」。特に最後の剛のソロは、芝居の独白のようです。迫力あります。

私の中でカミセンは、十代の頃からあまり“華やか”なグループではありませんでした。グループの中心である剛が、“華”というよりは存在感というか独特の雰囲気の持ち主だったからか、それに合わせて楽曲もマイナーコードが多かったし、何より、2曲目の『大丈夫』の印象が強かったですね。

歌い出しの詞が、「楽しいことばかりじゃない」。

デビュー出来て、さあこれから、という時に、「楽しいことばかりじゃない」、「ぼろぼろになっても・・・」という歌をいきなり歌ってる。この子たちなに、今までと雰囲気違う、ジャニーズにしてはなんかヘビー!と思った第一印象が、そのまま私の「カミセン」というグループの印象になりました。

楽しいことばかりじゃないけど、何とか前に行かなくちゃ。

『Desert Eagle』を聞いた時、この曲のイメージはまさに、私にとってのカミセンのイメージそのものだと思いました。

だから勝手に「代表曲」だと思っている訳です(^^)。

えーと、この調子で全投票曲について書いていたら腕が持たなそうなことに気が付いたので、あとは適当な長さでさらっといこうかなと。

・・・さらっといけたらいいけど、それが私には一番難しい。

ファン歴十数年のこだわりは伊達じゃない(^^;)。