とっ散らかったまま備忘録・4~今だから言えること
あの、今だから言います。
すばるの歌は、関ジャニ∞からはみ出しているな、と思っていた。
そしてその違和感は楽曲を出すたびに、私の中で大きくなっていった。
だけどジャニーズって、別に歌唱のバランスを考えてグループ作りをしている訳じゃない。
「違和感」はあって当たり前なのだ。
それはエイトのグループとしての味、だと解釈できる。
ファンの立場としては。
だけどすばる自身は、どう思っていたんだろう。心配だったのはそこだ。
もし「違和感」を感じていたんだったら、彼はかなりしんどかっただろうと思う。
だからすばるがソロデビューした時、私は正直ほっとした。
これですばるは、エイトとは別に、“渋谷すばる”個人としてのスタイルを追求できる。
エイトではどうしてもはみ出してしまう、彼本来の個性を表現できる。
さらにそれは、関ジャニ∞という“グループ”の足場を、より確かなものにすることだ。
音楽面で、“関ジャニ∞”と“渋谷すばる”という両輪が揃った。これでより長い距離を、一緒に走って行ける。
私にはそう思えた。
…“片輪”では我慢できなくなってしまったのか。
あるいは「違和感」が苦しくなってしまったのか。
いずれにせよ、仕方のないことだと思う。
会見翌日の『めざましテレビ』で、「2012年時点のインタビューで、彼が言っていたこと」としてこんな言葉を上げていた。
「これからの俺らの課題は、一秒でも長く“関ジャニ∞”を継続させること」
彼の中の“関ジャニ∞”の、リミットが来たんだろう。
でもすばるには感謝している。
『メトロック』までエイトを連れて行ってくれた。
あの場でバンドとしての存在感を、見せつけてくれた。
それは彼が中心にいたこそ、だと思う。
ありがとう、すばる。
(あの景色を見てしまったから、彼のミュージシャン魂に火が点いてしまったのかも知れないけれど…)
さて、関ジャニ∞はどうなるんだろう。
特に、バンドとしてのエイトは、どうなるんだろう。
素人目線(アンドファン目線)ではあるが、亮とヤスの音楽面の才能は、このまま埋もれさせるにはもったいないものだと思う。
それはバンドスタイルではなくても発揮できるものだろうけど、ここまで育て上げて来たバンドスタイルを、封印してしまうのも惜しい。
せっかくアウェイのフェスにまで行ったのだ。
だからバンドスタイルはこのまま続けて欲しい。
『Black of night』と『えげつない』と『勝手に仕上がれ』を、並列して出来るのが関ジャニ∞の強みだ。
その武器は、手放さないで欲しいなと。
切に願っています。
(後で見返して、あの時こんなこと思ってたなと、思い出すためにつらつら書いてみました。上から目線ぽいところがあったらすみませんm(_ _)m)