ほんのりへそ曲がり

「アイドルは楽曲だ」という信条のもと、楽曲を中心にV6と関ジャニ∞を語る

神セトリにめまい。『エイトの日』。

 

ドリームアイランド、8月8日、『エイトの日』。

 

『十五祭』に続いて、またもやめまいを感じるほどの神セトリ。

 

前半は自室で見てたので、『Do you agree?』で「うわ」、『Eden』で「おお」、『ER』で「うひょわ」と誰はばかることなく奇声を上げ続けていたのですが、『象』以降は夕食の支度をしながら居間におり、アンコールの『Cool magic city』で思わず「がああ」と声を上げた時は家族にドン引きされました。

 

…生配信の問題点です。

 

たっちょん不在ながらも、このセットリストを組んだたっちょんの存在感は、十分感じられましたよ。

たっちょんのダンスが大好きな私としては、『Butterfly I Loved』が見られなかったのは残念ではありますが…。(でもこの曲は、彼が不在だからこそセトリを組み直して入れたんですよね。お兄ちゃんたちの愛情を感じます。)

 

このご時勢、体調が最優先ですから。大事にしてね。*1

 

 

さて今回は、私には珍しく、全曲順を完璧に覚えています。

配信見ながらスマホ片手にメモしたからね!(覚えてないじゃん)

 

●セットリスト

(オープニング)

   ~松竹座の楽屋内を、全員(ヒナ除く)うちわでたっちょんに扮しながらわちゃわちゃ歩いて舞台に到着

好きやねん、大阪。

TAKOYAKI in my heart

モンじゃい・ビート

マーメイド

Do you agree?

Eden

Butterfly I Loved

(エイトレンジャー復活)

   ~B.A.D.団、VTRで特別出演

∞レンジャー

ER

いつか、また…。

友よ

勝手に仕上がれ

LIFE~目の前の向こうへ

Re:LIVE

~アンコール

Cool magic city

 

 

お馴染み関西ノリからの、初期の人気曲&バリバリダンスナンバー→復活エイトレンジャー→バンドナンバー→そして最新曲で締め。これまでエイトがたどって来た楽曲傾向を、ほぼ時系列通りにまとめてくれました。

 

古参ファンは喜び、「ちょっと関ジャニ観てみたいな」という初心者さんにもわかりやすい。

1時間40分というコンパクトな時間で、だいたい「関ジャニ∞とは何ぞや」が掴める、ナイスな作りでした。

(ライブビデオだと3時間くらいあってまとまった時間ある時しか見られないけど、これくらいの長さならちょいちょい見られるなあ…円盤化してくれないかなあ…。でも4人だからなあ…。う~ん)

 

 

ま、何といっても一番うれしかったのは、エイトレンジャーの復活!!ですよ。

もし観客入れてたら、ここで松竹座揺れましたよ多分。

 

エイトレンジャーは何となく、いつかは復活する気がしてました。

人数が減ったこととか、「戦隊ものには必ずいるはずの赤がおらんぞ!」とかをネタにして。

けどもうちょっと先だろうなー、と思っていたら意外と早かったな(笑)。

でも確かに、復活の舞台としては、松竹座が一番ふさわしいですね。

 

大丈夫、赤がいなくても、黒がいるから!

最近の戦隊ものでは、ブラックが結構重要な役割してますし。

  

コスチュームが旧バージョン(もうナス色が“白”化していた…)でしたんで、まさか『ER』をやってくれるとは思わなかった。

「なんか歌いたくなってきたなあ!」と言い出した時、もしかして、もしかして!と期待に胸ふくらませたら『ER』のイントロが!

「○★※▲!!」ともう声にならなかった。

 

しかも大サビのすばるパート、「奮い立っては挑んでって、こっぴどく身のほどを知って……」がマルちゃんだった…カッコよかった…。

 

 

バンドスタイルも、久々見た感じがするなあ。

『なにわの日』の時はAぇ!groupとの共演だったし、5人でのバンドは本当に久しぶりに見た気がしましたよ。

そして改めて思いました。

エイトにはやっぱり、バンドスタイルを続けて欲しい。

 

いやいろいろ大変だとは思います。

ギター弾いてメインボーカルを務めるとなると、ヤスの体には負担かかるだろうし、楽器演奏をそれなりのレベルで保つには、練習も欠かせない。

本来“バンド”ではない関ジャニ∞が、そのモチベーションをどこまで保てるか、という不安はあります。

 

でもライブでのバンドパフォーマンスや、『関ジャム』でのセッションで培ってきたエイト独自の“音楽性”は、守り続けて欲しいんです。

それはもう、彼らを形作る大切な一つのピースだと思うんです。

 

既存曲ではヤスに負担がかかるから、5人組バンドとしての新曲をどんどん作っちゃいなよYou!(突然前社長憑依)

 

音楽に詳しい友人からは「ヨコをサイドギターにコンバートすればいい」という意見をいただきましたが、私はヨコはパーカッション&トランペットで良いと思います。

トランペットがいるバンドは珍しいし、トランペットの音色が楽曲のいいアクセントになることが多々ある。

 

それにウインドチャイム(指でシャラララーンと鳴らすあれ)を操るヨコの長い指が美しい(そこかい)。

 

既存曲でも、せっかく『象』などの名曲があるんだしさ。

『象』はボーカルだけで聴かせる時もあるけど、やっぱりバンドバージョンが良い。

イントロの印象的なギターのリフは、やはり生演奏で聴きたい。

 

『LIFE~目の前の向こうへ』も久々聴いた…というか、公式のステージで5人でやるのは初めてじゃないかな。

今改めて聴くと、沁みますねえ。

メンバーとともに、数々の修羅場をくぐり抜けてきた“歴戦の勇者”みたいな曲になりましたからねえ…。

 

実は私の中では推し度そんなに高くない楽曲だったんですけど、推しランクがだいぶ上がりそうです。

 

 

そしてそして、アンコールの『くるまじ』ですよ!

 

ホントのところ、『十五祭』で聴きたかったんです、くるまじ。「ドンウォリードンウォリー♪」のところで、生で腕振りしたかったんです、くるまじ。

聴けたけど、映像の中でだったから…大満足だった『十五祭』だけど、そこだけが心残りで。

 

だから最後の1曲でイントロ来た時、大げさに言うと「念願果たされたー!」という気になりまして。

で、家族を引かせたと(笑)。

 

なのでもちろん、腕振りまではやりませんでした。でもタブレット持ってない方の手の人差し指を、こっそり振ってました。

やはり昭和生まれの中年、こういうベタベタの、昭和ジャニーズソングに弱いんですよ。

 

 

ああいつか関ジャニ∞を、松竹座で観たい。

そしてくるまじで腕振りしたい…。

 

松竹座というのはやはり、関ジャニ∞にとって特別な場所なんですね。「ホーム」なんですね。

今回の配信を見て、しみじみ感じました。

あの場所と彼らの空気の馴染み方が、他の場所とは全然違う気がするんです。

 

何かが起こった時、ピンチの時、初心に帰りたい時、必ず戻って来て、また新しい何処かへ旅立って行く、そのスタート地点。原点。

 

 

エイターとして一度は必ず、足を踏み入れたい場所です。

そしてくるまじで腕を振るのよ(そこまでがセット)。

 

 

そんなことを思わせてくれた、『エイトの日』でした。

 

来年はぜひ、5人でね!

 

 

 

*1:そしたら主演ドラマ『知ってるワイフ』の公式発表が!良かった、本当に「念のため」だったのね。個人のお仕事、大切ですもの。