ほんのりへそ曲がり

「アイドルは楽曲だ」という信条のもと、楽曲を中心にV6と関ジャニ∞を語る

現在の状況におけるいちV6ファンの心理状態について

V6が「今年の11月1日を持って解散する」と発表した3月12日(金)、その一報を受けたのはファミクラからのメールではなく、友人からのラインだった。
定時に会社を出てスマホを見ると、友人からのメッセージがひとつ。


「V6解散だって!」


それを見て慌ててファミクラのページにログインし、ことの次第を確かめ、気が付くとカフェでシフォンケーキ食っていた。


ひと息つくと、悟ったふうな感じで、こんなツイートをしている。




そして帰宅、夕食後には当初の予定通り録りだめしていた『俺の家の話』を2話から一気見し、途中グースカ寝て、翌日鑑賞を再開、リアタイまで追いついた。


夕方になり、ぼちぼち夕食の支度を始めようとした頃、突如思い出した。



「あっ、V6解散するんだった!」



人間、本当に忘れたいことは、本気で忘れる。
ほんの少しの時間だけだが、それでも全力で、手の届かないほどたっかーい棚に上げ、知らんふりどころか記憶からきっちり抹消する。


以前、これと全く同じ心理状態を経験したことがある。


5年ほど前にがんを患い、患部を摘出したにも関わらず、その後「肺に転移しているかも知れない」と知らされた時だ。



もーうあなた、“肺がん”なんて当時の私の知識では“ラスボス”くらいの存在ですよ。

主治医からの告知はお腹を直撃、今後の治療方針等の話が終わった途端トイレに駆け込み、その後消灯まで(手術後まだ入院中でした)トイレを何回も往復した。


しかし消灯になると、嘘のようにグースカ爆睡。
翌朝もすっきり目覚め、朝食も何事もなくいただき、読みかけの本の続きをのんびり読んでいたところで、午前イチで駆けつけて来た兄夫婦の姿を見て、ようやく思い出した。



「あっ、がん肺に転移してたんだった!」



一晩だけだが、本当に忘れてた。

今回、“事実を受け止め切れない”度合いは、この時とおんなじだった。
命かかってるレベルですな(笑)。



感謝はある。
理解もできる。
今後も応援する気持ちもある。
むしろ楽しみな部分すらある。

こちらも一応分別のある大人なので、「解散します」と言われても、「はいわかりました今までどうもありがとう」とすぐに言える。
(それが上のツイート)



しかしどうやら、今何が起こってるかよくわからないというか、まだわかりたくないようなのだ。


いい歳した分別のある(つもり)の大人でも、腑に落ちるまではまだまだ時間がかかるようなのだ。



うーん困った。


とりあえず、今晩『三宅健のラヂオ』を聴くことにしよう。


彼らの今後の動向を追って、何とか腑に落とそう。




落ちなかったりして(笑)。









余談ですが、私の“ラスボス”はその後の抗がん剤治療で割とあっさりと消えました。
その後今のところ悪さをする様子もありません。