怒涛の3日間~7/8 『関ジャム 完全燃SHOW』
さあ、最後の日です。
日中、居ても立ってもいられず、エイターでもない友人を巻き込んでカラオケで、この3日間のセットリストを歌いまくりました。
でも何となく『LIFE〜目の前の向こうへ』は歌わなかった。
その夜、聞けるような気がしたから。
代わりに、超歌って欲しいけど歌ってくれないだろうなあ、間違いなく『大阪ロマネスク』は歌うだろうからバラード続きにはしないだろうなあ、と思っていた『All is well』をセルフ熱唱。
そして夜を迎えたのでした。
テレビ番組始まるのを、テレビの前でこんなに緊張して待ったの何年ぶりだろう。
古田支配人まで付き合って下さるとは!
こんな遅くにありがとうございます!
しかも赤いシャツで!
(宇賀アナも赤いブラウスだった…)
そしてこんな遅くに、社屋をメンバーカラー7色のライトで染め上げてくれたテレ朝さんもありがとうございます…。
生放送でやっていただけるだけでもありがたいことなのに、こんなに大々的にやっていただけるとは。感激しました。
スタジオに戻り、今までのセッションの振り返り。
これを見て、ああもっとちゃんと見ておけば良かった、と後悔しました。
3年ばかり前から体調を崩してリアルタイムで見られなくなり、録画は全部しているもののセッションも全ては見ていない。
その間にこんなにたくさんのアーティストとセッションして、いろいろなものを吸収していたんですね。
その「結果」はツアーや『メトロック』で十分に見せてもらったけど、その「過程」ももっと感じておくべきだった。
というか、感じたかった。
『ええねん』と、すばるとPerfumeのダンスは見たけど。
いやアレはおかしくて、私も何回も見返しましたもん。
スタジオではあまりにもいつも通りのノリだったので、「さあ東京スカパラダイスオーケストラの皆さんとセッションです!」と言われた時はえっ、もう!?って感じでした。
そういえば1時間しかないんだった。あと3曲で終わり…。
スカパラの皆さん、「呼んで下さってありがとうございます」なんておっしゃってたけど、こちらこそありがとうございます、でしたよ。
生放送の生演奏、しかもあんな精神状態で、事実上の最新曲。エイトだけでは正直、聞かせられるような演奏ができるのか不安だったんですよ(心配性ですみません)。
でもスカパラと一緒だったから大丈夫!安心して聞いていられました。
エイトもその安心感からか、本当に楽しそうだった。
あんなにいい場面作っていただいて、スカパラの皆さんには本当に感謝致します。
(小声で)いつかヴォーカリストになったすばるをゲストヴォーカルとして迎えて欲しいな・・・。
そして最後、自分たちだけで2曲。
まずは、『大阪ロマネスク』。
葉加瀬太郎さんアレンジで、それはそれは美しい旋律になり、ますます切なさが増している。
ただでさえ人気の曲なのに、「ロマネ越え」のハードルがさらに高くなったなあ・・・。
MV解禁の時も思ったけど、すばるのフェイクの良さったら。
この声が、エイトの歌の一部ではなくなるんですよ。
そう考えるともう、残念で残念で仕方なくて。
アウトロのフェイクを聞きながらがっくりと肩を落としていたら、もう最後の、本当にほんとに最後の曲へ。
『LIFE~目の前の向こうへ~』
「ああ、だよねえ」。
タイトルを聞いて、夜中に思わず、ひとりごちた。
私個人としては特に思い入れはない曲です、正直。
でも彼らにしてみれば「第二のデビュー曲」くらいの、特別な位置付けにある曲。それくらいは客観的にわかっている。
それに、すばるが脱退すると発表になった後、初めてこの曲を披露した『テレ東音楽祭』で聞いた時、今の彼らの状況とあまりに重なり過ぎる内容に心底驚いて、そして確信しました。
彼ら7人最後の演奏曲は、もうこの曲で間違いない、と。
でも『All is well』を歌って欲しかった私の、一縷の望みをかけていたが故の、独り言でした。
ファンはこんな時にも勝手だ。
そしてそして、ああ、亮が泣いたか!こらえ切れなかったか!
前日まで三馬鹿兄さんたちが大分来てたから、会見の時のようにまたボロ泣きしてしまうかも、と思ったけど。
亮ちゃんが来ちゃったか!
『テレ東音楽祭』からこっち、自分がすばるの隣にいることを確かめるかのように、何度も視線を隣に走らせていた亮。
スタジオの振り返りVTR中でも、自分たちのことを「ジョンとポールとまではいかないけど・・・」って言ってたけど、やっぱり「すばるの隣でずっと一緒に歌ってきた」って感覚は強かったんだね。
それに気づきながらも、自分の歌は崩さなかったマル、終始笑顔で、自分のソロパートで笑顔のまますばるに手を差し伸べた大倉。
リズム隊は頼もしい。
多分ギター持ってるだけでもつらいだろうけど、それを微塵も感じさせないヤス。でも最後ちょっと、涙目だったね。
それはヨコも同じだけど。最後のコメントがかなりやばかったけど、こらえたね。
ヒナは、進行している時はまったくの通常営業だったけど、演奏している時の表情や歌声からちょっと、気持ちが漏れていた感じ。
みんな、泣いてもいいのにーと思いましたが、泣きたくなかったのかもな、とも思いました。
「すばるくんの門出だから」って言ったのは、亮だったかな?
それが6人の共通認識になっていたのかも知れないですね。言いだしっぺが泣いてましたが(笑)。
見ている私も、泣きませんでした。
胸をつかまれるような気持ちには何度もなりましたが、何故か涙は出て来ませんでした。
なんか別に、泣かなくてもいいかなあと、思い始めています。
泣いた方がすっきりするかも知れないんですけどね。
悶々を抱えたまま、9月のライブへと向かうことにします。
終わっちゃいましたね。
『関ジャム』も、時間が来たらすばるの画像からバッと次の番組の画に移ってしまったように、容赦なく時間は流れて行きます。
終わったけど、始まりでもあるんですよね。
なんかうまくまとまりませんが、まとまらないままアップしてしまおう(笑)。