ほんのりへそ曲がり

「アイドルは楽曲だ」という信条のもと、楽曲を中心にV6と関ジャニ∞を語る

『十五祭』7/14 札幌ドーム・4(ネタばれあり)~総括

今回は席が上の方のしかも見切れ席だったため、メンバーの行動が把握し切れず、いつも以上に役に立たないレポになってしまいました。

札幌ドームには東京ドームのように正面の両サイドにサブビジョンがなく、後ろのビジョンもかなり小さい。
重いから、と双眼鏡を持って行かなかったことが悔やまれます。


……まあ、メンバーの行動を追いきれなかった理由はそれだけではなく、セトリがツボに入り過ぎて踊り狂っていたからかも知れませんが……。




ではライブ総括。
まずはそのセットリストについて。


十五年の歴史は伊達じゃない。

最初のエイトの売りだったコミカルな“振り付け曲”や歌謡曲から、フェス仕込みのバンドパフォーマンスまで。

その上、ジャニーズ定番のがっつりダンスナンバー、同じバンドでもアコースティックでじっくり聞かせる曲、年齢を重ねた今だからこそ歌えるしっとりミディアムテンポの曲。

いろいろな引き出しを持った「今」のエイトを、あますところなく全て見せてくれた、傑作セットリストでした。


こんなの見せられたら、もうついて行くしかないじゃないかあ。


楽曲ファンとしては、持ち歌のこの多彩さがたまらないのです。
やっぱり関ジャニ∞は面白い!




そしてメンバー。
とにかくヤスくんの躍進がめざましかった。

体調完全復活(でいいんですよね?)でダンスはキレキレ、歌でも、ボーカルの主軸としてますます存在感を増して来ました。

ヤスの高音コーラスに、主旋律が食われる場面もたびたび。
主旋律(主に亮とマル)がんばれ。

10月の舞台ではジャズにも挑戦するというし、音楽的な幅も広がる期待大。

今後、彼がライブパフォーマンスの核になるのではないかと予想します。



それから、いまやエイトの“顔”になりつつある村上さん。

個人のお仕事が忙しい中、『デイドリームビリーバー』では新しい楽器にも挑戦。

ライブ定番の「バカになろうぜ~!」のあおり、個性的な歌、とにかく彼の元気な声が良いのよ。
全方位で頼もしい存在です。


最近大人になって落ち着いた感があったけど、メンバーのいるところでは相変わらず照れ屋でイジラレお兄ちゃんのヨコ。
ヨコはいいの。そのままでいいの。


こちらも安定の、「バンドリーダー」亮ちゃん。
アコースティックコーナーで、演奏始める前にメンバーに状況確認、ここで空気がピッと締まる。
メンバーが彼に寄せる音楽面での信頼が、よくわかる瞬間でありました。


大倉くんにはそろそろ、ガチッとセンターに収まってリードする楽曲、出来ればシングル曲を用意して欲しいところ。

彼はあまりガンガン前に出るタイプではないけど、そのおっとりさ加減が彼の魅力でもあるとは思うけど、やっぱりもう少し、前に出て来て欲しいかなあと。
“華”の部分をもっと受け持ってもらいたいな。

いえ、単に私が「大倉くんセンターのシングル」を見たい(聞きたい)だけなのかも知れませんが。


そういう意味では、意外にマルちゃんの方がシングルのセンター取っている印象がありますよね。
エイトの売りであるコミカルな曲がハマるから。
これからもそういう楽曲は、彼担当でいいと思う…というより、引き続き彼担当でお願いしたいところです。

マルちゃん自身にも、エイトの時には特に注文はないです。
あのまんまのマルちゃんでいい。
ツアー中もサタプラで疲れた様子も見せず、いつものにこにこマルちゃんだし。
彼のそんなところが大好きです。

(……俳優丸山隆平には言いたいこと山ほどあるけど。それは舞台のアンケートとかにみっちり書いていますので(笑))



お天気がちょっと心配だった大阪公演も、無事に終わったようで何よりです。
しかし、札幌で3時間あったから少しは内容カットするのかと思ったけど、しないのね。そのまま3時間で行くのね。
この酷暑の中を。

アニバーサリーツアーとしての心意気を感じます。


あとは福岡と東京。
最後まで無事完走出来ることを、心から祈っています。