ほんのりへそ曲がり

「アイドルは楽曲だ」という信条のもと、楽曲を中心にV6と関ジャニ∞を語る

幸せ ~ 11/1 V6コンサートツアーファイナル・1

いつも通り、開場時間に代々木第一体育館に到着。さすがにデビュー記念日のツアーファイナル、いつもの3倍くらい人がいる。

でも想像していたようなソワソワした感じはなくて、これだけたくさんの人がいるのになんだかほんわかムード。

会場に入ってもそんな雰囲気で、「熱気むんむん」というよりはほんわか。

あの日代々木第一体育館は、館内だけでなく体育館の周りも、さらにこの時この場所に思いをはせるみんなの気持ちもひっくるめて、あたたかい祝福の空気に包まれていました。

今回の座席は北スタンド2F10列目、とやや上側だったのですが、V6に関しては「やや上部」の席は良席なんですよ。

特に横位置が「センターステージよりやや後方」になると、センターステージはもちろんメインステージを含め、会場全体が見渡せる。照明・レーザー光線などの演出効果の展開が、すべて見られるんです。

V6のコンサートはダンス、楽曲、演出の絶妙なシンクロ具合が白眉ですから。

がっつり堪能できて大満足でした。

「粘る」動き、手足を「残す」動きが多いV6のしなやかなダンス。これはリズムやカウントで踊る、いわゆる「キレキレのダンス」よりも動きのタイミングを合わせるのが難しいはず。

リズムやカウントでなく、「呼吸」で合わせているんです。V6は「呼吸」で踊っている。

そこに彼らの20年の積み重ねが一番はっきり見てとれる。

V6も初期の頃は、リズムやカウントで合わせるダンスを踊っていた。

お互いの「呼吸」を感じて踊るようになるには、相当な時間がかかっている。

その濃い時間の積み重ねを、見事なダンスとして目の前で見せられると、もうこちらはただため息をつくしかないっすよ。

加えてそのダンスをさらに引き立てる、照明&レーザーの秀逸な演出。

特に「おお!」と思ったのは、『 “Break The Wall”』間奏中の、レーザーの光で出来た「靄」の中に、彼らの姿が浮かび上がるシーン。

浮かび上がるというか・・・彼らの上半身がその「靄」から突き出ている、といった感じ。

綺麗というよりは少し怪しげな、何とも不思議な光景を見せてくれました。

あと『Supernova』のCメロ部分(剛のソロから始まる始まる部分)のレーザーのスポット照射とか、ああもう言葉ではうまく書き表せないいいい。

ということで、あとはWOWOWさんお願いします(^^)

でも限定放送とはいえ、このコンサート映像が「放送」されるのは本当にうれしい。

この日のステージを見て、このステージをよりたくさんの人に見てもらえる機会があるんだ、と思ったら、心の底からうれしかった。

これならどこに出しても恥ずかしくない、なんだったら世界中の人に見て欲しい!

そう思えたことがとても幸せでした。

・・・とか言ってこの時点で私自身がWOWOW見られるかどうかは不確定なんですが。

いいんだ、「私以外」でも、たくさんの人に見てもらえれば。